カシワバゴムノキの魅力と購入のポイント
10年前に高さ2m、幹の太さが5cmもあるカシワバゴムノキを運良く入手したのですが、寒さにあててしまい枯らしてしまった苦い経験があります。
この木の魅力はなんと言っても葉っぱが大きいことです。そして肉厚もありツヤツヤしていてかなりの迫力で室内に活気を与えてくれます。店員さんが葉っぱが大きいわりに幹が細いので、もし太い幹のものが有れば買いですよ!と教えて頂いた通り今回は背丈は低いながらも幹が太いものを発見し、即購入に至りました。

置き場所
カーテン越しの明るい場所で育てています。
春と秋はベランダに出す事で葉の緑が色濃くなり綺麗なのですが、急に直射日光にあてると日焼けするので注意が必要です。また寒さに弱いので10度以下になる前に部屋に取り込みましょう。
育成温度は15度〜25度です。
寒さは苦手です。できるだけ10度以上で管理すると良いでしょう。
水やりと肥料
水やりは表面の土が乾いたらたっぷりと与えます。
水が受け皿に出てくることが大切です。
これは土の中の空気を入れ替える効果があります。
また受け皿に水を溜めておくと根腐れの原因になりますので必ず捨てて下さい。
水を与え過ぎると根腐れをおこします。ついつい与え過ぎてしまいますのでご注意下さい。
肥料は春先に化成肥料を与えます。
育成時期と剪定
春になると枝が伸び葉っぱが出てきますがどちらかと言うと成長は遅い印象です。
きちんと育てれば新芽は必ず出てきます。大きくて肉厚の葉っぱが開く姿は壮大で生命の力を感じます!
生育温度は25度くらいです。
葉っぱが茂り重なり合って光があたらなく葉があったり、通気性が悪くなったら余計な枝葉を剪定します。剪定時期は真冬の寒い時期を避け3月~11月に行うと良いでしょう。

病害虫
ハダニ、アブラムシ、カイガラムシなどの害虫がつくおそれがあります。
まだ虫がついた事はないですが、ベランダから取り込む時は注意深く観察しています。
対策としては、通気性を良い場所に置くことや定期的に葉っぱに霧吹きをしてホコリが溜まっている場合はティッシュなどで優しく拭きとって清潔を保ちましょう。
毎日観察して変化があればすぐに対処することが大切です。
まとめ
フィカス系の種類ではどちらかと言うとマイナーですが、大きく上向きに生える葉っぱは力強くてインテリアの目玉として最適です。
幹が太いものはなかなか出回っていないので、発見したら是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。